過酷な戦場の洗礼を受け、少しずつ果断な性格になった。他人に流されることなく自分の意見を貫き、時には少し独断的なところもある。総指揮官なのに、戦闘では常に最前線を行く。また、よく配下と戦場の環境を偵察しに行くことで、兵士のみんなに敬愛されている。
ゴゾトススマートシティは次元上昇型量子スーパーコンピューター「ゴゾトス」の力を最大限に発揮させた場所だ。この力を利用し、世界中のオベリスクオムニアムリアクターを連携してオリジナル共鳴を行い、世界規模の第二回タイムリバースを実現することを目指している。
アーシャ州の室内エリアは、さまざまな機能エリアが統合されているほか、地下交通ネットワークが隅々まで網羅されておりアーシャ州の住民に快適な生活を提供している。
アーシャ州の中心区は、行政、商業、居住などの機能を担っており、アイダで著名な企業シューダー電子などがここに拠点を置いている。そしてなによりも重要なのは、ここに明るい未来をもたらす、タワー型エナジー誘導装置——オベリスクがあることだ。
ノルン連邦に所属する11個の行政区域のうちの一つ。アーシャはノルン連邦の管轄下にありながらも、一定の自治権が認められている。カールの先見の明により、アーシャはプリズム計画を最初に実施した場所としてオベリスクの建設とオムニアム技術の開発を先導した。また、オムニアム産業の発展に率先して取り組んだため、他州に比べて高い開発指数を出していた
水州は、温和な気候で快適に過ごせる地域であり、他の州と比べて地形がかなり平坦。人類が九域で最初に足を踏み入れたのが水州だった。水州には人類が刻の印テクノロジーを掌握する前の技術的なエッセンスが集結しており、大部分がすでに破壊されたものの、人々は現在その復元に励んでいる。"
風と雪の地、沢州。ここには2つの巨大な玄玉遺跡がある。「クラヤミ」による破壊をどこよりも酷く受けた沢州では、命を落とした大勢の域衛たちが眠っている。沢州の玄玉遺跡には、まだ解き明かされていない数々の謎が取り巻いている。
青龍の力が集まる場所、雷州。霧のような雲と危険な山々に囲まれたこの地域は、辰郡、卯郡と寅郡の三つの区域に分かれている。九域政府の中枢である雷州には、九域の第二世代刻の印テクノロジーの象徴である、刻陽と呼ばれる巨大な動源反応装置とその補完システムが設置されている。
朱雀の力が豊富に宿る場所、火州。霧のような雲と雄大な山々に囲まれたこの地域は、由未郡、午郡、巳郡の三つの区域に分かれている。巳郡には、住民たちが集まる賑やかな火州府があり、多くの地区が存在する。火州の人々は猛々しい戦士であり、この地の兵士は全員、九域の他の地域の住民と比べて優れた戦闘能力を持つ精鋭メンバーである。この兵士たちが「クラヤミ」に対抗する主戦力となっている。
中心都市と衛星都市の集合体によって形成されるインニスは、溟海のS-46エリアの海底に位置している。秩序なきアビスによる亜重力場の影響を受けないこの地域は、滞ることなく拡大を続けることができた。
瘴気によって飲み込まれた沼の中では、生き物たちの驚くべき進化の瞬間など、奇妙な光景を多く目にすることができる。文明を覆い尽くした大自然は、さらに魅力的な果実を実らせた。
謎の文明が残した遺跡。特殊な亜重力場により、ミラポリスは現実と絶妙な均衡を保っている。当初、人々はここに第3都市を建設しようとしたが、地質構造が変化したことによって計画は頓挫し、建設現場は遺跡として残された。
ヴェラを襲った砂嵐が、この地域の大部分を砂漠に変えてしまったが、今でも点在するオアシスを見つけることができる。ミラポリスの周りには環状ハイウェイが通っている。多くの住民は灰域種に侵略される前の、心ゆくまでドライブを楽しむことができた古き良き日を懐かしんでいる。
ミラポリスの前身はハガード第7地区の駐屯地で、主な建築物は2657年に建てられた。大厄災後、ミラポリスはヴェラ地区の生存者を収容する再生の地となった
大厄災が起きる前、ハガードはただの研究機関に過ぎなかった。彼らが舞台の中心に立ち、その名を世界に知らしめたのは、旧体制が崩壊した時であった。アーシャ大陸のハガード地区は上空に浮かんでいるため、容易に侵略者のターゲットにはならないはずであった
アストラ島はアーシャ大陸の外洋に浮かぶ孤島の観光リゾートである。この島にあるオムニアムタワーは観光目的で建てられたものであるが、アストラ島から人々が去り、その存在も忘れ去られていった。その後、難民たちが安全な場所を求めてこの島に住むようになった。
